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| 松井証券が異なる銘柄の連続乗り換え売買を開始 | |
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松井証券は14日、オンライン取引「ネットストック」で同一約定日・同一受渡日における異なる銘柄の連続した乗り換え売買「ループ・トレード（仮称）」を16日約定分から始めると発表した。 証券取引法では、有価証券の受け渡しを行わずに反対売買を行うことにより、その差額のみを決済する取引のことを「差金決済」とし、信用取引や先物・オプション取引を除き、現物株式取引では同一約定日に同一銘柄の売買（日計り）を行い、その差額のみを決済することは禁じられている。過度な投機誘引になるとの判断からだ。 証取法161条の2で規定される差金決済、およびその保証金に関する内閣府令第9条の「信用取引を明示しない取引」の解釈は、必ずしも明確ではなかった。だが、2000年5月に東証が異なる銘柄の場合は差金決済に当たらないと明確に定義した。 同証券では、その定義から投資家は現物株のA銘柄→B銘柄→C銘柄―と同一約定日において無限に連続して乗り換え売買を行うことができると判断、今回のサービス開始に踏み切る。ただ、現物株の同一銘柄の連続売買は従来通り差金決済になるため、導入しない。 同社は「ループ・トレード」という仮称を付けているが、投資家からこの乗り換え売買の愛称をインターネットで募集する。
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（別井貴志）
2001/02/14
17:22
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