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ロータス、リアルタイムコラボレーションツールを3月投入

  ロータスは14日、ネットワークを通じて複数の企業が同時に共同作業できる新ソフトウェア「Sametime R2.0」を3月2日に発売する、と発表した。メッセージ交換の“インスタントメッセージ”、同じデータを同時に見ながら共同で編集する“アプリケーション共有”などのほか、アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)事業としての応用を図ることも可能で、ASP企業との連携も検討していく計画だ。

  “リアルタイムコラボレーションツール”とネーミングしている同ソフトは、在席確認、会話機能、オブジェクト共有の3つを基本機能とし、世界中の拠点同士を結んでの作業や会議を実現する。

  映像と音声をサポートし、さらに会議などにおけるやり取りはすべて保存、蓄積する機能も備えていることから、知識の共有と活用、いわゆるナレッジマネージメントも実現する。いくつかの企業同士のe-ビジネスを支援するほか、遠隔教育システムやASP事業にも応用が可能だ。

  1ユーザーあたりのライセンスは3,900円。サーバーライセンスは142万9,300円。

■URL
・ロータス
http://www.lotus.co.jp/home.nsf/Content/top

(市川徹)
2001/02/14 14:43