日本ユニシス(8056)とジャストシステム(4686)は14日、Eメールの自動処理事業で提携したと発表した。大量のメールに対して日本語解析などの言語処理技術を使って、販売やマーケティングを支援するもの。両社は技術協力とインテグレーションを進めて今後2年間で200億円のビジネスに育て上げる考えだ。
中核となるのはソフトウェア開発の「カナ」が開発した日本語解析ソフト「Kana Response」とジャストシステムの「ConceptBase」。2つを組み合わせてEメールでのやり取りや、消費者からのWebベースでの質問などを分類したり、あらゆる方法で検索可能なものにする。
日本ユニシスはこの2つの統合や顧客ごとのカスタマイズも行う計画で、ソリューション事業として展開していく。
■URL
・ニュースリリース
http://www.justsystem.co.jp/news/2001f/news/j02141.html
・日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/
・日本語の独自解析で日本ユーザー対応を支援~NTTソフト
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/07/doc1926.htm
(市川徹)
2001/02/14
14:29
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