NEC(6701)は13日、大垣共立銀行(8361)など地銀4行と、地域金融機関を中心に地域の活性化を狙う総合ポータルサイト「リージョネット」を2001年4月に開設すると発表した。参加地銀は他に岩手銀行(8345)、沖縄銀行(8397)、三重銀行(8374)で、地場産業の紹介など地域密着型の情報を発信し、全国的な取引の拡大も支援する。
NECは、以前から協力関係にあった大垣共立、三重銀とポータルサイトを構築する計画を発展させ、全国規模の提携にした。地元企業や小売店などがITを活用した市場を創るためのマーケティング支援サービスや企業間のマッチングを行う場を提供する。また、地域住民福祉の向上という観点から介護関連のサービスも充実させていく計画で、例えば介護用品のレンタル情報など生活支援に根ざしたサービスを展開していく。
まず、大垣共立の本拠地岐阜を中心とした情報を掲載し、順次対象地域を拡大していく方針。今後も各金融機関に参加を呼びかけ、20以上の地域情報を掲載する全国規模のポータルサイトを目指す構えだ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0102/1302.html
・NEC
http://www.nec.co.jp/
・岩手銀行
http://www.iwatebank.co.jp/
・大垣共立銀行
http://www.okb.co.jp/
・沖縄銀行
http://www.okinawa-bank.co.jp/
・三重銀行
http://www.miebank.co.jp/
・みずほフィナンシャル、ポータルの「エムタウン」を開設
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/30/doc1835.htm
(塩谷麻樹)
2001/02/13
18:14
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