大阪証券取引所は9日、アパマンショップネットワーク（8889）のナスダック・ジャパン市場スタンダードへの新規上場を承認した。上場予定日は3月15日。

　 同社は不動産賃貸仲介業界の質的向上やIT化を目指し、統一ブランドのもと全国の不動産賃貸店舗をフランチャイズチェーン化するための研究会として1998年に発足した。現在は、不動産斡旋やそれに関連する出版、コンサルティング、インターネットを活用した不動産情報提供サービスを手がけ、フランチャイズ加盟店は300店を突破している。

　 大株主は、ソフトバンク・インベストメントが第2位で1,500株（保有比率13.2％）を保有、ソフトバンク・インターネットテクノロジー・ファンド2号も240株（同2.1％）保有している。

　 同社は、ソフトバンク・ファイナンスグループで不動産関連事業を統括しているイー・リアルエステートおよび、広告会社の新東通信グループと共同出資で総合不動産サイトの運営を行う「ハウスポータル」も2000年9月18日に設立している。

■URL
・アパマンショップネットワーク
http://www.apamanshop.com/
・ハウスポータル
http://www.houseportal.co.jp/
・不動産サイト運営の共同出資会社を設立～ソフトバンク・ファイナンス
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/04/doc609.htm
・グループを再編し第4ステージへ～ソフトバンク・ファイナンス
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/30/doc1837.htm
・IPO情報
http://www.watch.impress.co.jp/finance/ipo/schedule.htm