住友重機械工業(6302)とNEC(6701)は8日、NECグループが行っている半導体封止装置事業を住友重機械に営業譲渡することで合意したと発表した。住友重機の半導体後工程装置事業強化と、NECが進めているグループ企業再編とが一致したもので、住友重機は同事業のための新会社を2001年3月末に設立。2001年度は約30億円の売り上げを見込む。
譲渡されるのはNECとNECレーザ・オートメーションによる半導体封止事業。新会社「サイネックス」(仮称)は半導体封止装置と金型の製造、販売を行う。
サイネックスの資本金は3億円で住友重機が全額を出資する。営業開始は6月1日の予定。住友重機は半導体製造装置の後工程事業を今後さらに強化する方針で、数年後には年間売上高100億円規模を目指す。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0102/0801.html
・住友重機械工業
http://www.shi.co.jp/
・NEC
http://www.nec.co.jp/
・横河電機が安藤電気を傘下に~NECから株式譲渡
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/01/doc1860.htm
(塩谷麻樹)
2001/02/08
17:25
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