オリンパス販売は、4月1日付で社名を「オリンパス・プロマーケティング」に変更するとともに今年秋には上場する方針を明らかにした。現在までのメインである販売とマーケティング事業に加え、ITや医療関連のソリューション事業にも進出する計画だ。

　 同社は、オリンパス光学工業（7733）グループの国内販社として1950年に設立した。すでに映像情報、医療・ライフサイエンス、工業関連と各部門への事業を行っているが、これまでの事業と高付加価値を目指すソリューション事業も展開することから、社名の変更を決めた。

　 プロマーケティングの“プロ”はプロフェッショナルとプロスペクティブ（期待される）、プロダクティブ（生産的）、プロミネント（卓越した）、プロフィッタブル（有益な）―などの意味も兼ねている。

　 現在のオリンパス販売は、2000年3月期の売上高が1,278億7,600万円、従業員は1,075人。