インターネットセキュリティーなどのシマンテックは5日、より安全なWebサイト構築を実現するツールソフト「WEBTHORITY（ウエブソリティ）」を発売するとともに、同ソフトなどを使ってサイトを構築するためのパートナーとしてNTTデータ（9613）を認定した、と発表した。NTTデータの持つ豊富なシステムインテグレーションノウハウに、新ツールを組み合わせて高度なネットワークセキュリティーを提供していく計画だ。

　 WEBTHORITYは、米シマンテックが昨年買収したアクセントテクノロジーズ社が開発したもので、不正侵入者の検知とファイアーウォール技術とを統合したシステム。任意にアクセスを制御したり、1台のコンソールマシンからサーバーやセッション管理、ログ収集などを可能とし、システム効率の省力化を実現。管理者の負担を大幅に軽減している。

　 NTTデータはこれを自社のシステム構築提案に組み込んで事業を展開。両社共同のソリューション事業も計画しており、エンタープライズ規模のシステム構築を提供していく。