米IBMは、Linuxに関連する事業へ今後3年間で3億ドル以上を投資すると発表した。これにはインターネットやエンタープライズ規模の基幹業務に対するLinuxシステムの設計や導入、サポートなども含まれ、同社としては世界的にLinuxをe-ビジネスソリューションの核的な存在に位置付ける考えだ。
計画は、ハードウェアがIBM製であるなしに関わらずユーザーのLinuxシステム移行をフルサポートし、環境配備や最適化を行う。このために同社自身のオープンソースコンピューティングと呼ばれる技術をさらに進め、ユーザーのノウハウにも生かすようにする。
また同社の関連会社である米ロータスのグループウェアソフト“Notes/Domino”にLinuxプラットフォーム用を提供して各種アプリケーション関係でもLinux化への準備を進める。
■URL
・ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2001/02022
・日本IBM、数万規模のLinux対応ソフトを発売へ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/02/doc93.htm
・国内最大級のLinuxサーバー導入~ローソンがIBMから1万5,000台
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/30/doc859.htm
(市川徹)
2001/02/05
10:31
|