コンパックコンピュータとテレフォニーは1日、保険業界のBPR(Business Process Re-engineering)を推進する「リアルタイム・インシュアランス・ストラテジック・モデル(RISM)」を共同で開発すると発表した。RISMはテレフォニーが提唱する次世代移動体通信を活用したrCRM(リアルタイム顧客関係管理)モデルをコンパックの「ゼロ・レイテンシー・エンタプライズ・ソリューション(ZLE、無遅延型システム統合)」によって実現したもの。
テレフォニーのrCRMモデルによるBPRは、コンパックのZLEソリューションを取り入れることでリアルタイムのCRMを実現。さらに次世代移動体通信とrCRMモデルを組み合わせることで、保険営業員1人ひとりに対するきめ細やかな指示伝達を、自動化されたビジネスフローによって実行できる、という。
保険商品に対する顧客の目は厳しさを増しているが、両社はこのシステムの導入によって、保険会社は対面販売の抜本的な改革を進め、営業効率の向上と拡大を目指すことが可能になるとしている。
■URL
・ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/press/press605.html
・コンパックコンピュータ
http://www.compaq.co.jp/
・テレフォニー
http://www.telephony.co.jp/
(塩谷麻樹)
2001/02/01
15:37
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