ソフトバンクテクノロジー（4726、SBT）と日本NCRは、CRM（顧客関係管理）ソリューションのマーケティングで業務提携した。NCRのソリューションメニューをSBTがシステムインテグレーターとしてさまざまな業種に合わせて構築し、販売する。大手ドットコム企業やクリック＆モルタルを指向する大企業をターゲットにビジネスを進める。

　 NCRの“Eビジネステラデータアクティブウェアハウス”と“リレーションシップオプティマイザー”を核にソリューションを構築する。両システムとも末端のクライアントからもアクセスできるデータベース管理システムのデータウェアハウス機能を持ち、顧客分析や営業・技術支援に強みを発揮する、という。

　 SBTはこれをさまざまな業界に向けて特化し、個別の企業別にシステムを構築。また社内外向けのセミナー、カタログ制作、トレーニングなどを行う。両社合わせて当初1年間に10億円の売上高を目指す。