日本テレコム(9434)は、米国カリフォルニア州のベンチャーキャピタルである「ベイ・パートナーズ」のファンドに2,000万ドル(約23億円)を出資することを決めた。31日までに第1回の出資を行った。この出資を通じて欧米のベンチャー企業が開発しているIP、モバイル、無線などの最新技術情報の収集につなげるほか、投資先ベンチャーとともにブロードバンド対応のビジネスモデルの構築を図る。
日本テレコムは、同ベンチャーキャピタルが設定した10回目の「BAY Xファンド」に出資する。日本の通信キャリアの出資は同社のみという。ベイ・パートナーズは、1976年に設立された米国の代表的なベンチャーキャピタルで、事業初期段階の基礎技術関連企業を中心に、これまで200社を上回る投資実績がある。投資を受け、株式公開した企業にはExodus社などがある。
■URL
・ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/PRdept/news/nr010130_c.pdf
・日本テレコム
http://www.japan-telecom.co.jp/
(沖野宗一)
2001/01/31
11:18
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