富士通(6702)は30日、中堅企業向けの設計生産情報システム「GLOVIA-C PRONES V3」を発売した。帳票の表示項目などを日本語、英語、中国語の3カ国語で対応できるようにし、システム内にある辞書言語を切り換えるだけでそれぞれの言語で入出力できる。海外の生産拠点でも国内と同一のシステムで対応できるのが強みだ。
新システムは、WindowsNT4.0、Windows98をOSにし、製造技術情報と生産業務を連携。調達コストの削減や在庫把握を支援する。Webを使って遠隔地からの受注や在庫の照会も可能。さらに3カ国語による表示機能によって、これひとつだけで国内外を同一システムでまかなうことができる。
2月1日から出荷する。価格は350万円から。当初3年間で300システムの販売を計画している。
■URL
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
(市川徹)
2001/01/30
12:45
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