伊藤忠商事（8001）と日本軽金属（5701）は、FC（フランチャイズチェーン）レストランにおける「次世代店舗営業支援システム」を共同で開発した。客席からタッチパネル端末を操作して注文ができるシステムで、両社は初年度約300店舗へのシステム導入を目標にしている。

　 「次世代店舗営業支援システム」は、「注文管理システム」と「顧客サービス提供システム」の2つから成り立っている。「注文管理システム」は、客席ごとにタッチパネル形式の液晶ディスプレイを設置し、顧客が画面に直接好きなメニューを入力するシステム。「顧客サービス提供システム」では、店舗周辺地域のスーパー、映画館などの暮らしに役立つ情報を配信し、周辺商業施設との連携で地域密着型の店舗づくりを強化していく。

　 将来は、顧客が着席したままでICカードで電子決済ができるシステムを開発することも視野に入れている。