パイオニア(6773)は、4月1日から全国の地図情報を提供するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)事業を始める。新サイト「ナビッピドットコム」を開設し、ユーザーが地図を閲覧したり、様々な情報を書き込んでオリジナルの地図をネット上で作成できるようにする。2002年には15億円の売り上げを確保し、介護、レクリエーションなどの場面で広く普及させていく考えだ。
新サービスは、GPS(全地球測位システム)を使いユーザー自身が自分の位置を確認したり、地図上に必要な情報を書き込むなどで独自の地図作成を可能にするもの。例えば友人の携帯電話に待ち合わせ場所の詳しい地図情報をネット経由で送信するなどといった使い方も可能で、簡単にグループ内での情報共有を実現する。
無料の利用と会員制(有料)の2つのサービスを用意。無料は地図の閲覧だけが可能で、会員は地図上に自分の情報を書き込むことなどができる。料金は地図の閲覧と情報の書き込みで月額200円程度から。ユーザーの情報書き込み量によって料金が異なり、利用目的に合ったサービスを選び、画面上で会員登録を行う仕組みだ。
■URL
・パイオニア
http://www.pioneer.co.jp/
・高精度デジタル地図を開発、ソリューションも展開へ~NTT-ME
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/11/doc659.htm
(塩谷麻樹)
2001/01/29
13:49
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