松下電器産業(6752)は26日、同社のインターネットサービスである「Hi-HO」で、2月1日からADSLや光ファイバーなどブロードバンド利用者を想定した大容量動画コンテンツの専門サイトを開設すると発表した。名称は「Hi-HO Media TV」で、オンデマンド放送とライブ中継の2通りで発信する。
松下は、ADSLなどブロードバンドによるインターネット利用が今後急速に増加すると判断、これまでHi-HOの動画配信で蓄積したインフラやノウハウを生かし、新サービスに踏み切る。ブロードバンド時代の「映像ポータルサイト」構築を目指すとしている。
当初は(1)ITニュースや最新デジタル情報の「akibaTV.com」(2)女性向けファッション、カルチャーなどの「parco.tv」(3)新着作品の予告編など映画チャンネル 「カミングスーンTV」―など5チャンネルを用意、順次増やしていく。同社は、今年度末にHi-HOの会員数を100万人に増やす目標をもっており、動画コーナーの開設で実現を目指す。このサイトは、無料でHi-HO会員以外も視聴できる。
■URL
・Hi-HO Media TV(2月1日から)
http://media-tv.hi-ho.ne.jp/
・コンテンツ強化で会員100万人へ~松下のHi-HO
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/11/doc658.htm
・eネット事業、2003年に1,000億円へ~松下電器
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/04/doc115.htm
・松下のHi-Ho、ADSL接続などサービスメニューを大幅拡充
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/13/doc1378.htm
(池原照雄)
2001/01/26
14:54
|