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ソニー、増収減益の第3四半期決算~円安進行も影響

  ソニー(6758)の2000年度第3四半期(2000年10-12月)連結決算は、売上高2兆1,103億円(前年度同期比10.1%増)、当期利益722億円(同22.8%減)の増収減益となった。携帯電話やビデオデッキなどのエレクトロニクス製品が好調で増収につなげたものの、音楽分野の減収や前年並みの確保がやっとだったゲーム分野によって減益となった。

  事業分野別の売上高はエレクトロニクス1兆5,904億円(同21.3%増)、映画1,413億円(同8.4%増)、保険1,070億円(同12.9%増)がそれぞれ好調。一方、ゲーム2,352億円(同2.1%減)と音楽1,891億円(11.6%減)はマイナスだった。

  2001年3月末期の業績については売上高7兆2,000億円で前期比8%増を確保するものの、当期利益については50億円で前期比は96%のマイナスとなる見込み。円安による為替ヘッジに伴う差損も影響する見通しを立てている。

■URL
・ソニー業績詳細
http://www.world.sony.com/JP/IR/Financial/FR/2001-1-25j/index.html

(市川徹)
2001/01/25 18:03