東京ガスは給湯暖冷房システム「TES」をIT化する「TES-HNシステム(仮称)」の開発に着手した。外出先からでも携帯電話やPDA(携帯情報端末)などから風呂を沸かしたり、エアコンの温度を調節できるようになり、同社は2002年度中の商品化を目指すとしている。
TESの熱源機をインターネット対応とすることで、TESシステムを組みこんだ携帯電話やパソコンから遠隔操作を可能にする。また東ガスは既に東急コミュニティーと提携し、同社の家庭内情報盤「コミュニティーウェブ」にTESシステムを連携させることで、家庭内のひとつのパネルで一括してガス機器のコントロールを行うシステムを手がけていくとしている。
東ガスは現段階で携帯電話事業者との提携交渉は進んでいないとしており、インターネット常時接続の普及状況を判断しながら同事業を具体化する構えだ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20010124-2.html
・東京ガス
http://www.tokyo-gas.co.jp/
・東急コミュニティ
http://www.tokyu-com.co.jp/
・電気ポットでお元気確認~象印マホービンとドコモ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/19/doc1462.htm
(塩谷麻樹)
2001/01/25
09:40
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