大手生保初のインターネット専門の生命保険販売会社「朝日ライフネット販売」が営業を開始した。同社は、朝日生命の子会社（出資比率80％）としてオン・ザ・エッヂ（4753）、伊藤忠商事（8001）、第一勧銀、富士通（6702）が各5％ずつ出資して設立された。資本金は20億円で発行済み株式数は4万株。役職員数は11人。

　 販売の仕組みは、ユーザーが保険商品の選択、設計、保険料の試算、申し込みをWebサイト上で行い、その後送付された申込書・告知書に記入、捺印して返送するかたち。

　 取り扱う保険商品は、がん医療保険「ガンプロテクト」をはじめ、女性専用医療保障重点型定期保険「コットン」、男性専用医療保障重点型定期保険「ケアマン」、一時払介護・特定疾病終身保険「ケアガード」が用意されている。

　 また、健康や医療に関するさまざまな情報提供や、Webメールやスケジュール管理、伝言板、アルバム機能が使えるコミュニティ「みんなのお茶の間」など、保険販売以外のコンテンツサービスも充実させた。

　 今後は、損害保険事業も融合させた総合保険サイトの構築を目指すという。近日中に損害保険の代理店の登録を申請し、2001年度早期に「ミレア保険グループ」の東京海上火災保険（8751）、日動火災海上保険（8760）の損害保険商品も販売する計画。