日本オラクル(4716)、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)、マップインフォ・ジャパンの3社は23日、位置情報データベースのソリューションで提携した、と発表した。オラクルのデータベースソフトとマップインフォのGIS(地理情報システム)製品を組み合わせ、富士通SSLが販売とサポートを行う。従来はマーケティング部門など特定の用途が多かったGISシステムを、企業が全社的に有効活用できるものとして提供していく計画だ。
提携は、データベース「Oracle8i」、位置情報検索機能モジュール「Oracle Spatial」とマップインフォの「MapInfo」を組み合わせ、ビジネスのデータや情報を地図情報と統合する。さらにほかのシステムと連携すれば全社的な情報共有と“情報の位置的分析”を実現させる。販売とサポートは富士通SSLが中心になって進め、3社が共同でセミナーやマーケティングも行っていく。
■URL
・ニュースリリース
http://www.fjssl.co.jp/info/press/Press010123.html
・日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/
・マップインフォ・ジャパン
http://www.mapinfo.co.jp/
(市川徹)
2001/01/23
17:24
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