日本ユニシス(8056)は、2001年4月から約5,500人の全社員を対象にした法人カードによる経費精算を開始する、と発表した。ジェーシービー(JCB)、TIS(9751、旧東洋情報システム)、さくら銀行(8314)の協力を得るもので、社員は専用の法人カードを持ち、社用経費についてはすべて同カードを使って精算しようというもの。ビジネスプロセスを抜本的に改革するBPR活動の一環として導入を決めた。
仕組みは、社員各自が法人カードを使って社用経費精算を行い、Webの経費精算システムで経費を申請。次にJCBへ全社員の経費精算データを送付し、経費精算金額の全額を一括で支払い、JCBがカード利用代金と経費精算データとを相殺処理し、企業に代わってさくら銀行経由で社員の個人口座への入金処理をするというもの。
今までは個々人の立て替えや書類申請に頼っていた精算プロセスを、Webを利用した経費の精算によって出納事務の大幅な合理化とコストの削減を実現する、という。
■URL
・ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_010122_BPR.html
・JCB
http://www.jcb.co.jp/
・TIS
http://www.tis.co.jp/
・さくら銀行
http://www.sakura.co.jp/bank/
(市川徹)
2001/01/23
09:45
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