KDDI（9433）と日本IBMは22日、女性起業家を対象としたインターネットショップ開設を支援する「e-ビジネス支援プログラム」を共同で行うと発表した。KDDIが同社のインターネットショップ構築支援サービス「イー・テンポ」を活用してサービスを提供し、IBMはショッピングモールの技術サポートを行う。

　 「イー・テンポ」は、KDDIの提供するEC（電子決済）サービス。ネット上に自分の店舗をオープンし、商売を始めたい人のためのサービスで、好みの店舗をデザインし、売りたい商品の写真などを掲載するだけで、気軽にネット上で出店することができる。今回のプログラムは、実際にネット上に店を構えたい女性30人をKDDIのホームページ上で募集し、意欲あふれる女性起業家に対してサービスを提供しようというもの。希望者が多い場合には先着の30人が通常月額2万9,800円の「イー・テンポ」利用料を6カ月間無料、初回店舗構築代行料を1店舗あたり商品掲載数20までは無料で利用できる。

　 応募条件は女性で各種アンケートに協力できる人。募集受け付け期間は2001年1月24日からで、当選者には個別に電話またはメールで通知する。両社は同プログラムにより、EC市場への女性参入を促進させ、マーケットの活性化をはかりたいとしている。