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2000年の世界パソコン出荷は14.5%増に~データクエスト調べ

  米ガートナーグループのデータクエスト部門がこのほどまとめた2000年の世界パソコン出荷台数は、前年比14.5%増の1億3,473万台となった。年末の需要期である第4四半期(10-12月)の伸びが米国経済の減速などにより同10%に止まっており、需要に陰りが出始めてきた。また、2000年の米国内の出荷は同10.3%増の4,943万台と、世界の伸び率を下回った。

  2000年のメーカー別出荷台数は、コンパックが1,720万台(同8.4%増)でトップを維持した。しかしシェアは、1999年の13.5%から12.8%に落とした。2位も前年同様にデルコンピュータ(1,453万台、26.9%増)となった。しかし、3位は前年のIBMに代わり同34.7%増の1,023万台と大きく伸ばしたHPが躍進した。日本勢はNEC(6701)が同3.3%増の584万台で5位にランクされている。同社のシェアは4.3%で、前年の5.1%から0.8ポイント低下した。

■URL
・ニュースリリース
http://www.businesswire.com/webbox/bw.011901/210192012.htm
・世界のパソコン出荷18%増に~米IDCの第3四半期調査
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/24/doc788.htm

(沖野宗一)
2001/01/22 10:41