リコー(7752)とコマツ(6301)は、建設業向け総合サービスサイト「ワンストップショップサイト」を共同で運営する。両社が個別に運営する建設業向けサイトを補完して建設機械の調達や入札などに関する情報を共同で提供していく計画。2001年末までには業務用ソフトのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスや入札情報、資材調達などを相互で活用できるようにする。
リコーが2000年7月から運営しているポータルサイトは「建設CALS/EC支援センター」で、業務ソフトの紹介や建設業界向けのセミナー情報などを提供している。今後は約20万社の会員を見込んでいる。
一方、コマツは2001年3月から「E-KOMATSU Net」のサービスを開始する予定。主に現場施工や建設機械の調達に関する情報を盛り込む予定で、約27万社のユーザー獲得を目指している。
両社はこの2つのサイト間で、ASPサービスや入札情報、資材調達などのコンテンツを相互で活用できるようにする。さらに金融や保険などのサービス提供も視野に入れており、異業種パートナーの参加を積極的に呼びかけていく。
■URL
・ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/keiei/komatsu/
・リコー
http://www.ricoh.co.jp/
・コマツ
http://www.komsil.co.jp/
(塩谷麻樹)
2001/01/19
12:34
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