NEC(6701)は17日、機械設計やゲームコンテンツのデザインなどに使われる高性能ワークステーション「Express5800/50シリーズ」用の高速3Dグラフィックスアクセラレーター(表示装置)に上位機種「TE4E Pro」を設定して売り出した。
現行モデルの「TE4E」に比べ、描画性能を最大20%向上させたという。描画用演算を行うレンダリングエンジンの周波数の向上、およびビデオメモリーへのデータ転送の高速化でハード性能を引き上げ、ドライブソフトの最適化も図った。
CADやCG分野では、取り扱いデータの複雑化や大量化が進んでおり、グラフィックスワークステーションの描画性能向上のニーズに対応した。価格は58万円で、2月23日から出荷を始める。
■URL
・NEC
http://www.nec.co.jp/
(沖野宗一)
2001/01/17
12:27
|