富士通(6702)とセゾン情報システムズ(9640)は17日、富士通のストレージソリューションにセゾン情報のミドルウェアを組み合わせて展開していく、と発表した。ストレージエリアネットワーク(SAN)に対応する両社の製品を組み合わせ、より高速なデータ交換をメインとするシステムの自動運転を実現させる。
組み合わせるは富士通のXLデータムーバとセゾン情報のミドルウェアHULFT。企業内や企業間の多様なプラットフォームをファイル転送を可能にするHULFTを、XLデータムーバと連携することでSANの環境に対応する大容量データ高速転送を実現する「HULFT-SAN」を新開発した。
両社は今後さらにHULFT-SANにスケジュール機能などの運用管理メニューを追加していく予定。2社と富士通ミドルウェアが販売する。今後2年間で200システムの販売を目指す。
■URL
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
・セゾン情報システムズ
http://home.saison.co.jp/SIS/
・世界4番目のストレージ検証施設~日本IBMが幕張に
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/28/doc541.htm
・国内初の異機種間相互接続検証センター~コンパックが東京に開設
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/31/doc293.htm
(市川徹)
2001/01/17
11:42
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