マイクロソフトは16日、マルチメディア百科事典で世界トップののシェアをもつといわれる「エンカルタ総合大百科2001」などを2月16日に発売する、と発表した。2002年春から実施される新学習指導要領を主眼に置いた編集による新機能を多数、盛り込んだ。従来の百科事典の枠組みを大きく超えた、としている。
発売されるのはエンカルタの「百科事典2001」「総合大百科2001」「百科地球儀2001」のCD-ROM3製品と、DVD-ROMによる「総合大百科2001」も同時に発売する。
エンカルタシリーズは1993年に初版が発売されて以来、世界各国で翻訳され人気を集めている。今回の日本語版では来年春から実施に移る新学習指導要領に合わせて、予習や発表資料の作成などに力点を置いた。インターネットとの連携でWeb検索をスムーズに行えたり、1万8,000点を超えるマルチメディアデータが盛り込まれている。価格はオープン。小売価格は一般購入で1万7,800円からと予想している。
■URL
・マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
・エンカルタ総合大百科
http://www.microsoft.com/japan/reference/ers/
(市川徹)
2001/01/16
18:36
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