Eビジネスシステム大手の米BMCソフトウェアは、日本、中国、韓国などの各市場を対象にする「アジア・太平洋地域センター」をシンガポールに開設した。研究開発、制作、配送などの拠点となるもので、これまで米国テキサス州ヒューストンで行ってきた各種の制作や配送に比べ、大幅な時間短縮を実現する。また、すでに開設しているヒューストンとダブリンの拠点のバックアップ機能の役割も担う。
新拠点は、急増するアジアでのニーズにこたえる形で開設した。新規のオーダーやアップグレードなどに迅速に対応する。また、地域言語対応、いわゆるローカライズ作業でもこの拠点が中心となって北アジア向けの製品開発を進める。
BMCソフトはEビジネスにおけるシステム運用管理製品開発の大手。2000年度の売上高はおよそ17億ドルだった。
■URL
・ニュースリリース
http://www.bmc.co.jp/news_r/nr2001/0116.html
・NTTコムウェア、Webサイト監視サービス開始へ~BMCソフトと提携で
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/12/doc1643.htm
(市川徹)
2001/01/16
12:18
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