大日本印刷情報システムは、販促資材や事務用品の受発注を支援するシステム「コネティング・ワン」を18日から販売するとともに、2月26日からはASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)によるサービスも開始する。営業所、本社、納入業者間などで、これまで電話やFAXで行ってきた在庫管理、発送業務などの一連の作業をネット経由で効率的に行うことができるようになる。
システムを導入する企業は、全国の代理店などからインターネットを経由して専用のサーバーにオーダーが入る。発注企業は、Web上から品物の選択や納入場所、数量が入力でき、発注品受付後の進ちょく状況―などが分かる。利用者に必要なのはWebブラウザだけで、アクセスするときには固有のIDやパスワードを使う。
「コネティング・ワン」のソフトライセンス使用料は300万円。ASPによるサービスでは、月額20万円からの使用料のみで利用できる。ユーザーへの販売は主として親会社の大日本印刷(7912)が行うが、Webサイト上でも直接システムを販売する。今後3年間で6億円の受注を見込んでおり、2001年中にパソコンだけでなく携帯電話やPDA(携帯情報端末)を使ってサービスを利用できるように、システムの拡充も計画している。
■URL
・ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2001/20010115.html
・大日本印刷情報システム
http://www.connectingone.com/
・コネティング・ワン
http://www.connectingone.com/ConnectingOne/index.html
・大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/
・1月から住宅業界向けASP事業の運用テスト~大日本印刷
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/01/doc1236.htm
(塩谷麻樹)
2001/01/16
10:47
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