日本ユニシス(8056)と住宅建設支援システムのキャリアネットは15日、両社のシステムを連携させてツーバイフォー(2x4)パネルの生産システムを開発した、と発表した。大幅な作業効率化を実現し、今後はコンサルテーションも行っていく、としている。
統合するのは日本ユニシスの「DigiD」とキャリアネットの「PS5」。双方ともに2x4工法の住宅メーカーによる採用が多く、DigiDに多いの設計分野ユーザーとPS5のパネル生産分野ユーザーとを組み合わせることで、意匠設計から構造、パネルなどの設計まで一貫した工程でのコスト削減とデータ入力の多重化防止などを実現する。
上流工程の構造設計から部材まで、オブジェクトレベルで情報を連携しパネル設計側で部材単位の移動・属性変更などがそのまま実行できる。2社は、今回のシステム連携方式を機会に、さらに関係強化を図り、キャリアネットは「DigiDR」の販売に加え、日本ユニシスの行う2x4工法向け業務提案全般に関するコンサルテーションも行っていく考え。
■URL
・ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_010115_DigiD.html
・キャリアネット
http://www.career-net.co.jp/
(市川徹)
2001/01/15
14:33
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