日本オンライン証券は11日、ゴールドマン・サックス・インターナショナルが提供しているカバードワラント「eワラント」と「ポケット株」の取り扱いを開始したと発表した。これにより、「eワラント」の取扱証券会社は3社（イートレード証券は近日開始予定）、「ポケット株」は4社（同）となった。

　 日本オンライン証券のオリジナルサービスとしては、通常の株式取引同様にさまざまな「条件注文」することが可能なほか、売買発注時より株価が指値より有利になった時点で売買する「逆指値」やカバードワラント同士のリレー注文、取り消し条件設定などが行える。

　 また、対象銘柄が設定した目標値に達したときなどに携帯電話や電話、電子メールに通知する「Kabu.call（カブコール）」もカバードワラントに対応させた。カバードワラントの銘柄数は順次増えており現在は600銘柄以上となっているが、この銘柄群を種類や約定金額、前日比などの条件でスクリーニングする機能も用意されている。

　 同証券では、今回扱うゴールドマン・サックス以外にも、シティバンク、クレディ・リヨネ、ソシエテ・ジェネラルなど他社が提供するカバードワラントの取り扱いも検討している。