インターネットセキュリティーなどの日本ベリサインは、NTTコミュニケーションズなど6社を対象とする第3者割当増資を行い、資本金を6億400万円から約14億円に引き上げた。発行済み株式総数も2倍弱の9,440株に上り、日本ベリサインへの出資企業は計34社となった。

　 日本ベリサインは、インターネット上の電子認証サービスに特化した米ベリサインの日本法人で1996年に事業を開始した。

　 今回の第3者割当増資は米ベリサインをはじめ、NTTコミュニケーションズ、NTTソフトウェア、東京海上火災保険（8751）、野村証券（8604）、国際証券（8615）など。米ベリサインの出資比率は今回の増資によってこれまでの50.5％から69.2％に増えた。