NTTドコモ(9437)は、今月15日からPHS端末を使った音楽配信サービスを全国一斉に開始する。専用のPHSからドコモのサーバーにアクセスし、音楽をストリーミング方式で試聴したり、端末にダウンロードして再生することも可能にする。
「M-stage music」のネーミングが付いたこの配信サービスは、松下電器産業(6752)や米AT&Tなどが共同開発したEMDLB方式を利用し、さらにMP3よりも圧縮率が高いAAC圧縮技術を使う。
これによって対応するPHSの「Picwalk P711m」を使えば、無料で30秒から40秒の音楽試聴ができ、さらに有料でドコモのサーバー上にある曲を端末内に取り込み、端末上で聞くことも可能だ。
提供はPHSの64kと32kエリア。サービスの機能使用料金は月額200円で、情報料は各種レコード会社やメディア企業によって個別に設定される。当初は500曲の提供曲を用意。夏までには3,000曲を準備する予定。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0105.html
・コンテンツ保護機能付きマルチメディアカード~日立が開発
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/26/doc514.htm
(市川徹)
2001/01/09
09:36
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