日立製作所（6501）は27日、「日立ハイセキュリティーLANシステム」の販売を開始した。いつでもどこでもLAN接続ができる環境の中で、特に重要視されている不正アクセスを防止を支援する製品で、今後1年間で1,000システムの販売を目標にしている。

　 新システムでは、ユーザー端末のアドレスを「セキュリティースイッチGS280」が自動的に学習するため、面倒な事前登録は不要という。またLANスイッチと「セキュリティースイッチマネージャー」の機能を分担させることで、小規模から大規模まで幅広いシステムに適用するという。日立はまず学校法人の甲陽学園からの受注を獲得した。

　 価格は50ユーザー用の小規模システムで約180万円からで、500ユーザー用は約880万円、2,000ユーザー用の大規模システムは約3,400万円からとなっている。出荷時期は2001年2月28日からを予定している。