富士通(6702)は26日、中堅企業への営業力強化を目的とした新体制構築に乗り出した、と発表した。第1弾としてグループSE企業の営業要員を大幅に拡充するために、富士通本体の営業部門から85人の営業マンが東京、愛知、大阪、福岡のSE会社へ異動した。
本格的なインターネット時代の到来を背景に、インターネットをインフラにした企業ネットワーク構築が大企業から中堅・中小企業へと移ってきたことに対応するもの。
異動の内訳は富士通システムソリューションズ(東京)51人、富士通中部システムズ(愛知、11人)、富士通関西システムズ(大阪、17人)、富士通九州システムエンジニアリング(福岡、6人)。
これによってSE会社4社の外販売上高トータルは、2001年に450億円、2002年640億円と毎年前年比40%ずつのアップを目指していく。
■URL
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
(市川徹)
2000/12/26
17:25
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