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リスク細分項目を拡大し新自動車保険料率に~ソニー損保

  ソニー損害保険は、新しいリスク細分を採用した自動車保険を2001年2月末をめどに販売開始する。

  自家用乗用車の対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、人身傷害補償について、これまでの車の排気量によるリスク細分・4区分に代えて、顧客ひとりひとりの車とのつきあい方を反映させることができる「車の型式」によるリスク細分・9区分を業界で初めて採用するという。

  排気量の大小に関わらず、各車に決められている型式ごとの損害率(保険料に対する支払保険金の割合を過去の統計から算出したもの)実績に応じて9区分した保険料率を適用する。損害率の低い型式であれば低い保険料が適用される仕組み。対人賠償、対物賠償など賠償や補償ごとに異なる9区分を採用しているため、最大729通りの組み合わせがある。

  一方、年間走行距離の区分についても現在の4区分から5区分に拡大する。



■URL
・ソニー損害保険
http://www.sonysonpo.co.jp/

(別井貴志)
2000/12/26 17:23