日本ルーセント・テクノロジーは、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)に対し、顧客管理と課金システムソフトウェア「ArborR BP」を導入したほか、NTTデータ(9613)との間で同ソフトをメインとした販売提携を結んだと発表した。日本企業によるArborR BPの採用はNTTコムが初めてで、法人向けデータサービス分野に適応していくという。
ArborR BPは、通信業界のあらゆる分野向けにマルチサービスを提供する環境を実現する次世代顧客管理・課金システム。移動体通信、固定電話、音声、データサービス、広帯域通信、インターネットサービス、付加価値サービスなどの分野を含めた世界の通信事業者などに幅広い実績をもっており、国内での導入がこれに続いた。
また、NTTデータとは共同でArborR BPを含むルーセントの顧客管理・課金システムソフトウエア製品群を日本で販売する。日本で急速に普及する多様なインターネットサービスや今後の第3世代移動体通信など、日本の通信業界の新動向において、統合された最先端の顧客管理・課金システムの需要増大が予想されており、両社この需要に対応していくことを狙いに提携した。
■URL
・ニュースリリース
http://www.lucent.co.jp/press/2000/00_12_25.html
(市川徹)
2000/12/26
11:09
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