シマンテックは21日、日本テレコム（9434）全額出資のインターネットサービス会社JENSとウイルスチェックサービスの提供で提携した、と発表した。JENSのインターネットデータセンターサービスなどに対し、シマンテックがウィルス対策ソリューションを提供する。1月22日からスタートする。

　 新サービスは、JENSがユーザー向けに行っているデータセンター、企業向け専用線接続、ダイアルアップ接続――の3サービスに対し、シマンテックはそれぞれの利便性に合わせて電子メールを安全に送受信できるような環境を作れるようにする。従来は1つのサービスメニューに合わせるしかなかったが、今回の新サービスで各社は、自社のセキュリティー対策に最も合ったセキュリティー方法を選ぶことができるようになる、という。

　 料金はダイアルアップユーザーで初期費用2万円、1アカウントにつき月額650円から。新種のウイルスには、シマンテックのウイルス研究所（SARC）とJENSとを結ぶホットラインを設けて迅速な対応を図ることにしている。