日本ビクター(6792)は21日、中国の福建省電子信息など3社と共同で、同省にディスプレイモニター用偏向ヨークの製造・販売会社「福建JVC電子有限公司」を設立した。2001年4月から稼動させ、月産30万個から生産を開始、同100万個まで順次拡大させる計画だ。
中国は、パソコン用ディスプレイモニターの世界生産の35%程度のシェアをもっており、2001年には40%水準に達すると予測されている。これに伴い、高性能偏向ヨークの現地生産、供給のニーズが高まりつつあり、生産能力で世界トップのビクターは中国市場での事業拡大を図っていく。
合弁会社の資本金は2,000万ドル。ビクターが70%、福建省電子信息、中華映管、光元の3社が各10%を出資する。代表者はビクターのコンポーネント&デバイスカンパニー社長の大山修氏が兼務する。
■URL
・日本ビクター
http://www.jvc-victor.co.jp/
・ビクター、A&Vソフトで中国に合弁会社~版権代理ビジネスも
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/28/doc1173.htm
(塩谷麻樹)
2000/12/21
11:54
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