FINANCE Watch
富士通、米アムダールの構造改善決める~特損5億ドル計上へ

  富士通(6702)は、米国子会社のアムダールの事業構造改善実施を正式に決めた。IBM互換機ビジネスからオープンシステム系へシフトすることによるもので、2001年3月期決算で約5億ドルの特別損失を計上することを明らかにした。

  特別損失に含まれるのは、IBM互換機ビジネスに関わるいわゆる“のれん代”の一括償却やアムダールの子会社を含めた大規模な組織再編と資産廃却など。

  アムダールは今後、2001年4月までに持ち株会社、オープンシステム、ITサービス、ソフトウェアの4カンパニーに再編・分社され、持ち株会社が新体制を統括する。

■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/12/18-1.html
・富士通、IBM互換メインフレームから撤退~オープン系へ大きくシフト
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/25/doc815.htm
・最終利益172億円に改善~富士通の9月中間期連結
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/25/doc814.htm

(市川徹)
2000/12/19 12:38