パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン（7954、PCCWJ）は、ベンチャーキャピタルのテクノベンチャーとの共同事業会社であるシーエス・ナウ（CS NOW）が日本における次期CSデジタル放送に係る委託放送事業者として郵政省から認定された。

　 シーエス・ナウは、今年10月6日に打ち上げられたNSAT110号機を使ったデジタル放送事業者としてPCCWJが80％、テクノベンチャーが20％出資し現在設立準備中。次期CS放送は、今年12月から開始されたBSデジタル放送と同じ衛星軌道上から放送するため、視聴者は共同受信機によって両方のサービスが受けられるという。

　 シーエス・ナウが提供するのは、双方向テレビやビデオ・オン・デマンド、電子商取引、ゲームなどを予定しているが、PCCWJが日本での展開を計画しているブロードバンド・サービス「NOW ジャパン」のWebサイトにアクセスすることにより、視聴者はテレビとインターネットの間でシームレスなサービスの供給を受けることができる。