東京めたりっく通信100%出資の東京ふあいばあ通信は、郵政省の電気通信審議会による第1種電気通信事業者の認可を取得した。今後、自社で光ファイバー網を構築し、2001年7月1日からサービスを稼動させるほか、東京めたりっく通信との連携も進めて高速ネットワーク網を整備していく計画だ。
同社は2000年6月29日に光ファイバーによる通信システムを構築する事業会社として設立された。DSLのバックボーンとなる回線のトンネル(管路)だけを借りて光ファイバーは自前で敷設。東京都内にギガビット帯域のネットワークを構築する。
東京めたりっく通信では、各電話局からインターネット接続点までNTTの専用線サービスを利用しているが、2001年から展開する神奈川、千葉エリアなどではつながりにくいなどの制約があった。これに対応して、自前で光ファイバーを敷設することでコストを削減し、ユーザーへのサービス面でも還元したい構えだ。
さらに東京めたりっく通信との連携で、既存の光収容のビルや集合住宅にもDSLサービスを行うアクセス事業にも着手する計画で、超高速なネット接続環境を整備していきたいとしている。
■URL
・ニュースリリース
http://www.metallic.co.jp/news/2000/1215.html
・東京めたりっく通信
http://www.metallic.co.jp/
(塩谷麻樹)
2000/12/18
18:30
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