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郵政省、次期CSデジタル放送で18社を認可

  郵政省は18日、2001年末までに開始される次期CS(通信衛星)デジタル放送事業者を東芝(6502)、松下電器産業(6752)、ソニー(6758)、日立製作所(6501)、WOWWOWが出資した新会社「イー・ポート・チャンネル」や既存地上波の民放キー局系列5社を含む計18社の認定について、郵政相の諮問機関である電波監理審議会から答申を受けた。

  認可が内定したのは、日本テレビ放送網(9404)の「シー・エス日本」などの民放キー局による新会社、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(4795)など現在のCS放送事業者が出資する「マルチチャンネルエンターテイメント」、WOWWOWなどBSデジタル放送系の「シー・エス・プロジェクト」などで、計18社に参加する企業数は延べで41社に上る。

  次期CSデジタル放送は、各社に割り当てられる帯域が大きく、その分、大きなデータの流通が可能になり、インターネットと組み合わせてのテレビショッピングなど使い方も多様になるとみられ、同事業の申請に関わる事前説明会には200社以上が参加していたといわれるほど過熱していた。

■URL
・郵政省
http://www.mpt.go.jp/
・次期CSデジタル放送へ参入加熱!
http://www.watch.impress.co.jp/finance/wadai/articles/001024-1.htm
・東経110度CSデジタル放送に係る委託放送業務の申請受付結果
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/housou/001019j701.html

(市川徹)
2000/12/18 17:47