キヤノン販売(8060)、日本オラクル(4716)、日本ヒューレット・パッカード(HP)は14日、モバイル環境を含めたCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)分野のソリューション事業で提携すると発表した。NTTドコモ(9437)の協力を得て、まずはiモードと連携する次世代型のオンサイト修理などのフィールドサービスを共同で展開する計画だ。
4社はオンサイト修理・保守業務を対象とした「フィールドサービスソリューション」の提供に向け、共同事業推進を行う。オラクルが「Oracle E-Business Suite 11i」を提供し、iモードと連携した次世代のフィールドサービスシステムを実現。HPがシステムの構築、運用支援を担当し、キヤノン販売が複写機・プリンターなどのPC周辺機器を提供する。
高品質で低価格の製品を提供するだけでは顧客ニーズに応えることが難しくなってきており、アフターサービスに重点を置いた顧客中心の戦略を各社が提供。ユーザーとの信頼関係を築くことでさらに収益の向上が図れると判断し、共同でCRMソリューション事業を本格的に展開する。
■URL
・ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2000-12/pr_asp.html
・キヤノン販売
http://www.canon-sales.co.jp/
・日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/
・日本ヒューレット・パッカード
http://welcome.hp.com/country/jp/jpn/welcome.htm
・NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
(塩谷麻樹)
2000/12/14
18:55
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