ジャパンネット銀行は14日、家庭のテレビで各種の決済などができる“テレビバンキングサービス”を開始した、と発表した。エヌ・ティ・ティエムイー(NTT-ME)のサービスである“Tモード用情報端末”をテレビに接続し、簡単なリモコン操作で決済と取引ができる。すでにパソコンとiモードでによるバンキングサービスは実施しており、これらを合わせて3年後に100万口座を目指す。
Tモード端末は、NTT-MEがわくわくステーションサービスで使っているもので、1カ月10時間のインターネット利用と機器のセットの場合は月額2,980円で済む。これをテレビとつなげ、音声によるガイダンスに合わせながら決済などの手続きを行うことができるようにする。
当初の提供メニューは口座の開設、普通預金、定期性預金、振込み。ユーザーと客との間には世界標準のSSL128ビット暗号化技術を導入したほか、取引のときにはユーザー個人のIDとパスワードを使ってセキュリティーのも万全を期している、という。
■URL
・ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2000/nws001214.html
・宮井芳行・ジャパンネット銀行社長に聞く
http://www.watch.impress.co.jp/finance/report/articles/interview/note/001106-1.htm
・ジャパンネット銀行がいきなりトップに~10月の銀行ドメイン利用者
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/29/doc1200.htm
(市川徹)
2000/12/14
15:47
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