ミノルタ(7753)は14日、すべての部品や原材料について環境に配慮したものを優先的に購入する同社独自の「グリーン調達」を導入すると発表した。15日から現時点で使われている情報機器の部品と取引先の調査を順次開始。独自のガイドラインに基づき取引先企業の環境保護への取り組み状況などを判断、採用の可否を決める。2001年10月からミノルタグループで運用を開始し、2003年度までにグリーン調達率100%を目指す。
「グリーン調達」の作業を効率的に行うために専用サーバを立ち上げ、部品などの取引先企業にネット経由で必要なデータの入力を求める。
環境への影響が懸念される物質については3段階にランク付けして管理。特に有害な物質15種類については既に全廃しているカドミウム、ダイオキシン類などの9物質を含め、早急に全廃する。
同社は1992年に「ミノルタ地球環境憲章」を制定し、グループ全体で環境保全に取り組んでいる。
■URL
・ニュースリリース
http://www.minolta.com/japan/press00/org/00-12-14_j.html
・ミノルタ
http://www.minolta.com/japan/
・次世代トナーの共同会社が稼働~コニカとミノルタ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/04/doc1256.htm
(塩谷麻樹)
2000/12/14
14:59
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