日本IBMは13日、音声認識や翻訳、メールなどのソフトを組み合わせ、文字の拡大機能を搭載したパソコン向けパッケージ製品「グリーン・ソフトウェアfor メロウ」の予約を開始した。同社のインターネット通信販売サイト「ショップIBM」で受け付け、18日から出荷する。
価格は2万9,800円で、パッケージに含まれる4種類のソフトを個別に購入するより、約3割安いという。ソフトは最新の音声認識プログラム「ViaVoice for Windows Pro Version8」、多目的英日・日英翻訳ソフト「インターネット翻訳の王様POWER+」、メールソフト「メールの王様 Version 1.0」、ホームページ作成ソフト用のテンプレート「ベスト・デザイン・テンプレート グリーティング編―」の4種類。
このうち、例えばメールソフトでは、文字サイズを5段階から選んでViaVoiceと併用すればメールの作成、送受信を声で操作できる。画面の文字が読みづらい、英語のホームページを読むのに苦労する、キーボード入力が大変、などといったユーザーの声を反映させた製品に仕上げたという。2000年9月に発表したグリーン・ソフトシリーズの第2弾となる。
■URL
・ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/12132
・ShopIBM
http://www.ibm.com/jp/shop/
・グリーンらんど
http://www.ibm.com/jp/software/green/
(塩谷麻樹)
2000/12/13
20:32
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