FINANCE Watch
大企業製造業の業況判断は横ばい~日銀12月短観

  日銀が13日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI=「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数)は、大企業製造業でプラス10と前回9月調査と同一になった。大企業非製造業はマイナス10で9月調査より1ポイント悪化した。

  また、中堅・中小企業の業況判断DIは、中堅製造業を除いていずれもマイナス指数となっているものの、前回調査よりはそろって改善している。一方、大企業の2001年3月までの予測は、製造業がプラス7と若干の悪化見通しとなっているのに対して、非製造業はマイナス8で小幅ながら改善の見込み。

■URL
・日銀短観(要旨)
http://www.boj.or.jp/siryo/stat/tk0012_f.htm
・大企業製造業のDIプラス10に~9月の日銀短観
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/03/doc587.htm

(沖野宗一)
2000/12/13 11:20