インターネットイニシアティブ（IIJ）を中核とするIIJグループは12日、今月末から大規模データストレージサービスを開始すると発表した。最大数百テラバイトクラスまで対応するほか、バックアップやリストアなどの運用サービスも同時にスタート。高信頼性と拡張性をセールスポイントにしている。

　 データストレージサービスは、国内では最大級のブロードバンドインフラをもつIIJのデータセンターを利用して展開する。ストレージ技術で世界でも高いシェアをもつ米EMCの製品群を採用したほか、EMCの日本法人イーエムシージャパンと技術面で提携することで、万全の体制を作り上げた。事業の実施はアイアイジェイテクノロジーが行う。

　 また、データのバックアップやバックアップしたデータを再び収めるリストアなどの運用サービスもデータストレージサービスと連携して実施する。