ニフティは8日、高品質のインターネット電話を提供する新サービス「ビットアリーナ」を開始した、と発表した。パソコンでインターネットに接続している利用者間で電話のように会話できるもので、会話しながらファイルなどを同時に送信することも可能なことなど様々な特徴も備えている。

　 ビットアリーナ技術はソフト開発のシリコンコンテンツとソフトフロントが共同開発したもの。独自のリアルタイム音声ストリームエンジンによって、音質の劣化や音声遅延、双方が同時に話せないなど、従来のインターネットにあった問題点を克服した。

　 使い方は、会員登録したあと、ビットアリーナを起動するだけ。ただし相手もビットアリーナを使っていることやISDNクラス以上の通信速度がないと、不安定になり得るという。

　 また、企業内のLANなどで多いセキュリティーのためのファイアーウォールを使っている場合もほとんどは同サービスが受けられない、という。